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2011年1月3日

リアル・ブラジル音楽

Willie Whopper著
ヤマハミュージックメディア刊

ブラジル音楽ファンであれば、我々が好んで聴いている「ブラジル音楽」は、実はかの国では決してポピュラーではないことを知っているだろう。そんな我々の聴こうとしない、up to dateなブラジル音楽を含めて、本誌では丁寧に紹介してくれる。これを読んでさてそういう音楽を聴くか否かは別として、興味の対象として実に有益な情報を与えてくれる素晴らしい一冊。各項目が短くまとめられていて、非常に読みやすい。

2009年8月30日

Music Magazine増刊 アルバム・ランキング・ベスト200


ミュージック・マガジン2009年9月号増刊

老舗音楽雑誌「ミュージック・マガジン」が、創刊40周年を記念して、1969-2008までの、オールジャンル・ベストを選出。Brasilものとしては、49位にJorge Benの"Africa Brasil"、54位にCaetano Velosoの"Fina Estampa Ao Vivo"、64位にCaetano Velosoの"Livro"、69位にCartolaの第2集、166位にMarisa Monteで"Memorias, cronicas e declaracoes de amor"、192位に"Encontros com a valha guarda"がランクされています。

2009年1月31日

Brasilian Music


The DIG presents DISC GUIDE SERIES #008
麻生雅人編著 シンコーミュージック刊

本誌は2002年発刊ですが、未だ内容は古くなっておりません。500枚以上のアルバムをジャンルごとに分け、とても分かりやすく解説されています。また、ほとんどがCDで入手可能なdiscが選ばれております(ただし2002年当時)。様々なジャンルが漏らさず解説されています。主要なアーティストは各々ページを割いて紹介されており、徹底的に分かりやすいガイドブックと言えましょう。

2008年10月16日

Brasilian Music 2001


中原仁編著 音楽之友社刊

中原仁さん編集・企画の"Brasilian Music"の続編。前作ではブラジルの音楽の様々なジャンルを解説する方法論であったが、本作はBossa Novaを一つの章とし、あとはブラジル音楽全般を年代で60-80年代、90-2001年までに区切って解説しています。著者は秋岡欧さん、笹子さん、国安さん、友田さんなど。Disc guideや名曲案内もついてます。ブラジル音楽ファンマストの1冊。

2008年9月21日

ブラジリアン・サウンド

クリス・マッガワン、ヒカルド・ペサーニャ著 武者小路実昭、雨海弘美訳 シンコー・ミュージック刊

メルティング・ポットと評されるほどmixtureを繰り返し、独自の多種多様な音楽的土壌を育んで来たBrasilの音楽。本書はそんなBrasilの音楽を、歴史的背景を含めて解説したもの。主要なBrasil音楽がほぼ網羅され、解説されている。Brasil音楽初心者にとっては、実にありがたい1冊ではなかろうか。

2008年8月22日

MÚSICA MODERNA ブラジル・ポピュラー・ミュージック・ディスクガイド

Willie Hooper監 アスペクト刊

日本人が聴いているブラジル音楽は、私も含めて多くは所謂MPBであり、サンバであり、ボサノヴァであり、少し聴き込み始めると北東部やバイーアの音楽、そしてショーロというところ。しかし実際のブラジル国内で広く聴かれている音楽はそんなものではない。本書は多国籍文化の坩堝ブラジルで、現在広く大衆的支持を受けている音楽を広く採り上げ、ブラジル的視点から現代のブラジル音楽を俯瞰したディスクガイド。それらすべてが我々の耳みにとって心地よいかは別なのだが、興味深いことこの上ない。

2008年7月14日

ムジカ・ロコムンド

Musica LocoMundo (ムジカ・ロコムンド)編 アスペクト刊

この本が発刊されたのが2000年。既に8年前が初版なのだが、この本のおかげで幾多の埋もれた名盤がCD化されました。それだけ影響力を持つ一冊なのです。歴史的に重要、などと言うことよりも、ほんとに素敵で、長く愛聴盤となるようなdiskを、こんなにたくさん(800枚!)紹介してくれた功績は、いくら称えても称えきれないぐらい。私もこれに掲載されているdiskを血眼になって探したものです(今も手に入らないのがいっぱいありますが)。現在はオールカラー版で出版されていますので、是非入手しましょうね。

2008年7月7日

トロピカリア


カルロス・カラード著 前田和子訳 プチグラパブリッシング刊

Post-Bossaのmovementとして、ブラジル音楽に一大変革をもたらした「トロピカリア」運動を、物語的かつ詳細に描いた1冊。若き日のCaetano Veloso, Gilberto Gil, Gal Costa, Maria Bethaniaを中心に描かれた青春群像。今やブラジル音楽の屋台骨となった彼ら若き日を知るだけでも大満足。Bossa Nova以降のBrasilian Musicを知る上で欠かせない著作です。

2008年7月6日

ブラジリアン・ミュージック

編/著:中原仁 音楽之友社発行

ブラジル音楽に興味を持ったら、是非入手してください。ボサノヴァとは?サンバとは何?と言う基本的な疑問から、アーティストの人物像、ディスク紹介、そして歴史まで。まさにブラジル音楽ファン、マストの1冊と言えましょう。編集/執筆は、中原仁さん。その他ショーロクラブの笹子重治さん、秋岡欧さん、バランサの阿部浩二さん、渡辺亮さん、ジョゼ・ピニェイロさんなどが執筆。各々の個性の出た文章も興味深い。